目次
Page 1
ー プロが教える、“太ってしまうサイクル”からの脱出方法
Page 2
ー やせる食事、おすすめは定食型
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ー 主菜の作りおきレシピをご紹介! ー アボガドよだれ鶏 ー 鮭とアスパラのマリネ
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ー 豚肉のトマト塩麹煮 ー 焼くだけローストビーフ ー エビのバジル炒め
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ー 副菜の作りおき ー きゅうりのキムチあえ ー きのこの塩麹漬け ー 大根の塩昆布あえ
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ー ほうれん草ののりあえ ー にんじんサラダ ー ブロッコリーの塩炒め
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ー 作りおき食材組み合わせのヒント

 年齢を重ねると、運動をしても、食事量を減らしても「体重が減らない!」と悩む人は多い。というのも、女性は40~50代を迎えると、(1)筋肉量の低下で基礎代謝がダウン(2)加齢による血糖値の上昇で脂肪をため込みやすくなる(3)更年期による女性ホルモンの激減で脂肪が燃焼しづらく、内臓脂肪がつきやすくなる、という理由により太りやすい身体になってくるから。

プロが教える、“太ってしまうサイクル”からの脱出方法

 さらに、女性ホルモンの分泌低下は過食を引き起こすこともある。では、加齢による“太りサイクル”から脱却するにはどうすればよいのか。

「太る最大の理由である基礎代謝を低下させないために、40代を過ぎると“食べてやせる”を意識することが重要」

 そう指摘するのは、保健師でダイエット講師としても活躍する松田リエさん。加齢による筋肉の減少により大幅にダウンする基礎代謝の低下を防ぐには食事で筋肉維持に努める必要がある。

「肉、魚、卵、豆類などのタンパク質を意識して、バランスよく食べることが大切。毎日3食しっかり食べることで、食後の体温も上がり、脂肪が燃えやすい身体になっていきます」(松田さん、以下同)

 男性と比べ女性は筋トレで筋肉維持をするのは不向きだ。

「基礎代謝を上げる食事の法則を身につければ、やせるだけでなく、便通や肌質改善、イライラしなくなるという変化も。まずは5日間。体内から美しくなる食生活を実践してみてください」

『松田式成功するダイエットルール』

【1】3食しっかり食べる

 手っ取り早く体重が落とせるからといって、食事の量を減らすのはもってのほか! 栄養不足でエネルギーの節約や筋肉の分解につながり、逆に脂肪をためやすい身体になってしまう。

【2】栄養をしっかりとる

 代謝を上げるための筋肉維持につながるタンパク質。代謝アップのエネルギー源となる糖質や脂質、代謝をスムーズにしてくれるビタミンB群などバランスよく取り入れる。

【3】空腹をガマンしない

 食事の間隔が6時間以上空くと筋肉の分解が始まる可能性も。豆乳やヨーグルトなどであれば間食もOK。就寝2時間前までに食べ終われば大丈夫。むしろ食事を抜くのがダメ。

やせる1日スケジュール「“1食抜き”はNG!」

 3食の時間を設定すると体内時計や消化活動のリズムが整い、代謝が加速。食事時間は2時間程度のズレなら問題ないので、意識して続けることを優先して。水分摂取は体温&代謝のアップや便秘改善に効果あり。1日で体重×30mlを目安に“ちょこちょこ飲み”を

起床、1杯の水を飲む……水分摂取は体温&代謝のアップや便秘改善に効果あり。1日で体重×30mlを目安に“ちょこちょこ飲み”を

朝食……朝食を食べると体温が上がり、1日の代謝がアップ。タンパク質、糖質が不可欠。パン派の人は茶色くてかたいものを選んで

昼食……パスタやうどんなどの“糖質とりすぎ”では、血糖値の乱高下で眠気やイライラの原因に。タンパク質とスムーズな代謝を促すビタミン補給を

おやつ……起床後、約8時間後は脂肪をためる働きが弱まる絶好の間食タイム。食物繊維が豊富で質の高い脂質が多いナッツ類、さつまいもや果物などがおすすめ

夕食……就寝中に脂肪を燃焼させて1日の疲れを回復させるために、タンパク質、脂質、ミネラルをとることが重要。腸内環境を整えるきのこや海藻類をプラスして

就寝……夕食は遅くとも20時までにすませるのが理想で、寝る2時間前には食べ終わるよう心がけて