目次
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ー 巣ごもり需要でも注目を集める「パックご飯」
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ー 【10位〜8位】手に取りやすいコンビニ商品がランクイン
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ー 惜しくもランク外のパックご飯
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ー 【7位〜5位】良コスパ・シンプルな味の商品がランクイン
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ー 【番外編】麦やこんにゃく入り! 変わり種パックご飯
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ー 【4位〜2位】炊くより美味しい!? 平均以上のパックご飯
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ー 【1位】食べた瞬間『うまい!』と声が出る米屋のパックご飯!

 輸入小麦の価格高騰を受けてパンや麺類が大幅に値上がりするなか、“米”に注目が集まっている。なかでも、レンジで加熱するだけで炊きたてのようなご飯が食べられる“パックご飯”は、コロナ禍でまとめ買いをする人が増え、市場が拡大している注目の商品。

巣ごもり需要でも注目を集める「パックご飯」

 農林水産省の調査によると、2021年のパックご飯の生産量は23万4064トンとなり、ここ10年で生産量は倍近くに増えている。

 5ツ星お米マイスターの澁谷梨絵さんも、パックご飯だからこその魅力をこう語る。

「現在、日本には900品種ものお米が存在するといわれています。さらに、同じ品種でも産地が変われば味も変わります。さまざまなお米を手軽に食べ比べられるのはパックご飯ならではの魅力です」

 パックご飯の利点はまだまだある。保存性や利便性の高さを評価するのはフードプロデューサーの石川範子さんだ。

「最近は添加物不使用なのに賞味期限が1年以上という商品も多く、非常食にも最適です。レンジで数分加熱すればすぐ食べられるという簡便さも素晴らしいですね。用途に合わせて量が選びやすい、冷めても美味しいなど、常備しておけば何かと重宝します」

 毎日違う品種が食べられるプチ贅沢も味わえれば、家事の手間を助けてくれる便利さも兼ね備える。今回は1食150円以下の市販のパックご飯20種類をおふたりに実食してもらい、ランキングを作成。毎日の食卓に登場するにふさわしいパックご飯はどれ!?

〈採点方法〉
 ランキングは、口当たりや舌触りの良さ、噛んだときの弾力などを評価した「食感」、パック特有のプラスチック臭や酸味料の香りがするかをチェックした「香り」、150円以下のなかでも毎日食卓に出し続けられる値段かを考えた「コスパ」の3項目を、それぞれ3点満点で採点。

 各項目の合計点数により、ランキングを決定した。商品の価格はすべて1パックあたりのもので税込み、編集部調べ(2022年10月現在)。