俳優の永瀬莉子と野村康太がダブル主演を務めるドラマ『その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする』(TBS系、以下『着せ恋』)が10月8日にスタートした。しかし、放送2回目にして酷評が続出しており、ネット上では「史上最悪の実写化」などと批判されている。
「ちゃんと原作読んだ?」
本作は同名漫画の実写化で、2022年にはアニメ化もされた人気作。ひな人形制作が趣味の男子高校生・五条新菜(ごじょう・わかな)が、見た目はギャルだがコスプレ好きのオタク女子・喜多川海夢(きたがわ・まりん)に翻弄されながらも、親密な関係になっていく様子を描くラブコメディーだ。
「今年8月に永瀬さんと野村さんのダブル主演で実写化が発表されましたが、ネット上では『キャラクターのイメージに合ってない』『これは大コケの予感』などと、大ブーイングが巻き起こりました。といっても、人気漫画やアニメの実写化は、常にファンからの反発が起こるもの。『着せ恋』も例外ではなかったわけですが、同作は放送が始まってから、ますます酷評が増えています」(芸能ライター)
10月15日放送の第2話では、新菜が海夢のコスプレ衣装を作るために、彼女を採寸する場面があった。原作では、海夢が水着を着て現れたため、新菜が意識し始めてしまう展開だったが、ドラマではキャミソールを着用していた。よって、原作の“完全再現”とはならなかった。
「採寸のため極力裸に近い状態になる必要があるものの、さすがに新菜の前でそれは難しい……ということで、海夢は悩んだ末に水着を身につけていたのだとか。原作ファンはこの背景を知っているため、『単なるエロシーンじゃないんだけどな、ここは。ちゃんと原作読んだ?』『水着は事務所NGってこと? だったら無理に実写化しないでほしい』などと批判されています」(前出・芸能ライター)