『徹子の部屋』(テレビ朝日系)が、5月27日で放送回数1万回を達成した。平日昼間に黒柳徹子(81)が多種多様なゲストを相手にトークを繰り広げてきた。そこで、この長寿番組を厳選豆知識と一緒に振り返ってみよう。
【トリビア1】徹子に怯える芸人たち
ゲストがお笑い芸人だと、必ずネタ披露を要求。そのリアクションが冷酷なことから『アメトーーク』(テレ朝系)では、どれほど芸人泣かせかの特集も組まれた。それについて、雑誌のインタビューで聞かれ、こう答えている。
《私も見ていますよ(笑)。でも芸人さんが面白くないのに笑ったら、いつも見ている人が“黒柳さんはあんなことでは笑わないはずだ”と思うでしょう。無理に笑ってうそをついていることになるのは嫌だから》
【トリビア2】元気の秘訣は肉食と筋トレ
81歳の今も元気なのは“肉食”女子だから。かなりの大食いで、好物の肉は20~30代の男性並みに食べる。故・ジャイアント馬場さん直伝のヒンズースクワットは毎日寝る前に50回。さらに家の周りをウオーキングしている。
【トリビア3】「ハゲている人が大好き!」
《ノーベル賞を取った山中伸弥先生が好き。タイプなんですよ。あとハゲている人は大好き。ショーン・コネリーとかね》
と、好みの男性を明かしている徹子。アスリート系もお気に入りで、6年前には、イチロー目当てでニューヨークにも出かけた。
「試合の勝敗には興味ナシ。イチローがどうしているのかしか見ていないそうです」(テレビ局関係者)
【トリビア4】「♪ルールル」には歌詞がある
オープニングテーマは『見上げてごらん夜の星を』などで知られる故・いずみたくさんが作曲。
《♪高い声を出すときより目にならないように~》
から始まる少しユニークな歌詞が存在する。
「これはもともと番組が始まる前に徹子さんがソプラノ歌手の島田祐子さんと行っていた『即興音楽劇』というコンサートの主題曲『二重唱のテーマ』なんです。徹子さんも音大の声楽科を出ているので、’06 年にゲスト出演した島田さんと番組内で歌ったこともあります」(テレビ誌ライター)
さらに、’13 年9月25日放送のスペシャル番組『出張! 徹子の部屋』では、なんと福山雅治のギター伴奏に合わせて歌声を披露したことも。
【トリビア5】平等を愛する“分配の女王”
番組スタッフとプライベートで海外旅行をした際、エコノミークラスに同乗し、機内がパニックになったという徹子。
“分配の女王”を自称し、ホール状のケーキなどがスタジオに届くと自ら切り分ける。平等を愛するため、新米スタッフにもキッパリ均等なんだとか。
「結婚するスタッフに披露宴のコメントをお願いされたときには、スタジオにそのスタッフを招き、ゲスト席に座らせ“プチ徹子の部屋”を開催するというサプライズも」(制作関係者)