家具や洋服など、物を最小限にしぼって生活する“ミニマリスト”が注目を集めている。
ブログ「エコナセイカツ」でシンプルな暮らしを発信。著書に『持たないていねいな暮らし』(すばる舎)がある、広告代理店で働きながらシンプルライフ研究家として活動するマキさんに「物を少なく保つ」4つのルールを教えてもらった。
【各アイテムは1つにしぼる】
「1アイテムにつき、持ってよいのは1つ」と決める。例えばキッチンでは菜箸も包丁もおたまも1本ずつ。
「たくさんあれば使うときは便利ですが、後片づけや管理は大変に。また、気持ちがゆるんで紛失しやすくなります」
【似合うものを知って選ぶ】
仕事着は同じ形の色違いをセレクト。メイクアイテムもワンカラーに限定。「今の自分に似合うもの」を基準に選び、過去に似合っていたメイクや「将来着られるかも」といった執着にとらわれない。
【買うときに吟味する】
「かわいいという気持ちだけで買ったファストファッションは、結局2~3回着てタンスの肥やしに」
今は商品タグで素材などディテールを確認し、自分の基準に沿ったものだけを買う。
【自分のものさしを持つ】
「今、十分に楽しみ活用する」のがマキさんのモットー。仕事着コーデは選び抜いた2パターンに限定し、着倒すことでシーズン中を気持ちよく過ごせるので、他人の目は気にしない。