「式典で閉会のことばを話そうとした富山県議会議長を陛下が呼び止め、“最優秀作文の発表は終わりましたか?”とお尋ねになったのです。
作文発表はその30分前に終わっていたので、“老化によるご体調の問題があるのでは”と、関係者の間で噂になりました」(皇室担当記者)
この皇室担当記者によると、昨年8月15日の『全国戦没者追悼式』でも、陛下に“異変”が見られたという。
「陛下が戦没者に黙禱したあと、平和への願いを込めたおことばを読まれました。
おことばが終わって一礼したあと、次の動きに移ることなく、その場に立ち尽くされてしまったのです。
その状況を察したと思われる美智子さまが“陛下、そろそろ……”と促して、おふたりは席に戻られました。
予定外の陛下のお動きに美智子さまが“アシスト”されたように見えましたね」
「満身創痍」の美智子さまが、陛下を支えながら果たされる今回の沖縄訪問。ご負担は計り知れないだろう。
「陛下は手術を経験になっておられますし、美智子さまもお身体が痛まれています。
そんな状態で飛行機に乗って、しかも過密スケジュールの行程であれば、ご負担は大きいでしょう。その中で美智子さまは、陛下を気遣ってお支えになる立場なので、そうとう大変な行事だと思います」(渡邉さん)
それほどの強い思いで訪問される両陛下の姿に、島民もさぞ胸を打たれていることだろう。