O型は蚊に刺されやすい!?
◎64人の被験者の肌に、ヒトスジシマ蚊(別名ヤブ蚊)がたかる様子を観察した結果「O型はA型と比べて、明らかに蚊がたかりやすかった」
(2004年、日本の研究グループ)
◎人間の血液を吸った野生の蚊95匹を調べ、どの血液型が最も多くの蚊に吸われていたかを分析。
「住民の血液型の割合と比べ、O型が圧倒的に多かった」
(年代不明、イランの研究グループ)
O型女性は妊娠しにくい!?
◎不妊治療を受けている30代女性560人を調査。
「O型の女性の卵子は質がよくなく、A型女性の卵子量の2分の1しかなかった。O型の女性は若いうちに卵子を消費してしまうため、妊娠しにくい傾向がある」
(2011年、アメリカ・イェール大学)
O型男性は勃起不全になりにくい!?
◎60代の男性350人を対象とし、セックス中の勃起を維持できるかどうかを調査。
「A型男性の42%に勃起不全の症状が見られたが、O型男性は16%だった。O型男性は、ほかの血液型より3〜4倍勃起不全になるリスクが低い」
(2017年、トルコ・オルドゥ大学)
O型はマラソンランナー向き!?
◎普段からランニングを習慣的に行っている52人(白人、平均年齢49歳、肥満度を示すBMI平均値23.4)のハーフマラソン(21.1km)のタイムを計測し、調査。
「平均タイムがいちばん速かったのはO型だった。ハーフマラソンの成績は、41.6%が年齢次第、10.5%がトレーニング次第、そして10.1%が血液型に左右される」
(2017年、イタリア・ヴェローナ大学)
〈PROFILE〉
永田宏 教授◎理学修士、医学博士 長浜バイオ大学教授。医療情報システムの研究に従事したのち、鈴鹿医療科学大学教授を経て現職
藤田紘一郎 教授◎医学博士 東京医科歯科大学医学部名誉教授。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。メディア出演、著書も多数