「今までの生き方はジェットコースターみたいだったけれど、今後はメリーゴーラウンドに乗った気分」
4度目となる結婚を発表した際、そうコメントしていた萩原健一さん。当時、彼は60歳。メリーゴーラウンドは8年でその動きを止めた――。
「3月26日に奥様に看取られながら亡くなりました。病名は『消化管間質腫瘍』。本人の強い希望で病名は公表されていませんでしたが、'11年から長く闘病していたそうです」(スポーツ紙記者)
『週刊女性』は、萩原さんが亡くなる2か月前、“重病説”を聞き、取材を進めていた。
「以前より痩せていたので、最初はショーケンだとわからなかったんです。病気の人の痩せ方に見えましたね……」
そう話していたのは、今年はじめに萩原さんと同じ病院に通院していた女性。さっそく本人に確認すべく、今年1月に彼の自宅に行ってみると……。
自宅から出てきた彼は特に痩せたように見えず、頬などもコケているようには見えなかった。それどころか、眼光も鋭く、いつもの“ショーケン”を感じさせた。お腹に少しの張りは見られるが、立ち姿や歩き方は凛としており、とても“重病”には見えなかった。
そこで今回、改めて自宅周辺で話を聞いても、
「少し前にもショーケンは自分で車を運転して出かけたり、元気そうだったので、亡くなったと聞いてビックリしています。つい最近も近所のお寿司屋さんに奥さんと一緒に来ていましたし、食が細くなっていたということもなかったと思うんですけどね……」(近隣住民)
現在の妻である冨田リカも、死の2日前に公式サイトで日記を更新。《私たちはときどき一緒にジムに行くんです》という文面とともに、元気にバランスボールに乗る萩原さんとのツーショットを掲載している。
「本当に亡くなる直前に、容態が急変して入院し、そのまま眠るように息を引き取ったそうです」(前出・スポーツ紙記者)
冨田と結婚してからは落ち着いた生活を送ってきたが、それまでは波乱万丈だった。
「'75年に『太陽にほえろ!』で共演した小泉一十三(ひとみ)さんと初めての結婚をしてから結婚は4回。小泉さん、いしだあゆみさん、ヘアメイクアーティストの女性と、数年での結婚離婚をくり返しました」(芸能レポーター)