月曜断食による大きな4つのメリット

メリット1 やせる!

 食べすぎによる体重増加をストップできるだけでなく、胃腸が本来の働きを取り戻し血流も改善。脂質異常症や内臓脂肪型肥満の人は、代謝が上がって肥満状態が改善される。1か月以上続けることで効果を感じられるように。

メリット2 アンチエイジング

 近年の研究で、空腹時には成長ホルモンであるエストロゲンの分泌量が増え、長寿遺伝子と呼ばれる細胞の修復機能を持つサーチュイン遺伝子が活性化することが判明。肌荒れが改善され、肌・髪のツヤもアップ。若々しい印象に。

メリット3 婦人科系の悩みが解消

 血流が改善され、ホルモンバランスが整うので、生理不順や生理痛が緩和。「更年期の症状がやわらいだ」、「45歳で妊娠した」という人も少なくないとか。また、40代以降で感じる“なんとなく不調”も続けることで改善。

メリット4 ハッピーな気分に

 胃腸の活動が活発化することで、腸内環境が改善され、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が増加。イライラや不安などネガティブな気持ちがおさまり、安定した前向きな気持ちで過ごせるように変化していく。

月曜断食の基本ルール

【注意点】 
※成長期である10代と、赤ちゃんのために栄養をしっかりとりたい妊娠中、授乳中は避ける。
※通院、投薬中の人は、事前に医師と相談を。

水は1日1.5~2L飲む

 水分は、必ず水をとりましょう。硬水より軟水を選び、常温または白湯で飲むこと。断食中(月曜)にコーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを含む飲み物をとると、胃の粘膜を刺激し、空腹感をおぼえやすくなるので避けること。

食べる量の目安(1食分)は、こぶし2つ分

 火~日曜日の1回の食事量は、そしゃくしたときにこぶし2つ分。普通のラーメン1杯(スープを除く)なら、こぶし3つ分程度。厳密でなくてもOKだが、“胃は食べた分だけ大きくなる”と心得て、こぶし2つ分におさまる量を意識することが大切。

日付が変わる前に眠る

 どんなによい食生活をしても、睡眠をおろそかにしては×。また、夕食は寝る4時間前にすませるとなおよし。睡眠の質を高めるため、寝る前の30分~1時間はテレビ、スマホを避ける。

食べすぎた日の翌日は、夜断食

 前日に食べすぎてしまったら、食べる量の調整を。まずは翌日の夕食を抜いてリセットする。食べすぎてしまったからといって、継続をあきらめてしまうのはダメ。