【More】1日1回リラックスした時間を
足を肩幅くらいに開いてあおむけになり、力を抜く。背中ができるだけ床につくようにする。そのまま目をとじて、ゆっくりと深呼吸する。いすに深く腰かけ、背中を背もたれに軽くつけて行ってもOK。
【More】お腹をひねる・揺らす運動も効果的!
ウォーキングなどは、身体をひねる動きがないので、便秘には効果薄。「大腸をひねる・揺らす動きが排便を助けます。運動に慣れていない人でも数分の時間で、お腹をひねる・揺らすだけでなく、全身をバランスよく動かせる“ラジオ体操第一”はおすすめですね」その他、フラダンス、ゴルフなども。
便秘CHECKポイント
□硬い便
うさぎの便のようなコロコロとした便が出る
□排出困難
力を入れていきまないと出ない
□残便感
排便後に、お腹に違和感がある
□排便回数
排便回数が週3回未満
※上記4項目のうち、2項目に当てはまる便秘状態が半年以上続くと慢性便秘症。
(取材・文/河端直子)
教えてくれたのは 水上健先生
国立病院機構久里浜医療センター内視鏡部長。自ら開発し、国内外で広く導入されている無麻酔大腸鏡挿入法「浸水法」を用いて、便秘の病態を突き止め、適切な治療選択を可能にした。小児の便秘治療にも尽力。慢性便秘症治療ガイドライン作成委員。
国立病院機構久里浜医療センター内視鏡部長。自ら開発し、国内外で広く導入されている無麻酔大腸鏡挿入法「浸水法」を用いて、便秘の病態を突き止め、適切な治療選択を可能にした。小児の便秘治療にも尽力。慢性便秘症治療ガイドライン作成委員。