ねこがそばにいるだけでこんな健康効果が!!
●幸せホルモンオキシトシンが分泌
肉球、お腹、モフモフの被毛など温かく柔らかいものに触れることで幸せホルモン・オキシトシンが分泌。これにより気持ちを落ち着かせるセロトニン、快感・多幸感を得るドーパミンの分泌を促す。
●“ゴロゴロ”音は副作用のない薬
低周波(25~150ヘルツ)のゴロゴロ音は副交感神経を優位にさせ、筋肉の柔軟性を高め、体温上昇、血圧低下を促す。これによりストレス解消、免疫力アップ、ポジティブ思考などの効果が。また骨密度を高め骨折を早く治す作用もある。
●心臓発作の死亡率が30%軽減
2008年、ミネソタ大学でねこを飼っている4500人の調査では、心臓発作での死亡率が30%低いという結果が発表されている。
●うつ病、うつ症状の緩和も期待
社会との関わりが減り、孤独を感じるとき、一緒にいてくれるだけで気晴らし&心の支えに。従順な犬と比べて、ねこは自由&マイペースなので飼い主の心の負担にならないのもポイント。
●お世話をすることで得られる逆セラピー効果
自分より小さく、弱い者の世話をすることで、“自分にもできることがある”というポジティブな感情が生まれ、自信につながる。また癒し効果も期待できる。
取材・文/松岡理恵
林かおる先生 大阪府堺市「小児科林医院」院長、医学博士。「子どもも動物も命あるものすべての声なきSOSを救いたい」という揺るぎない志を持つ。レディー・ガガを意識したプラチナブロンドは子どもたちにも大人気。