悪気なく使った言葉で、相手にムッとされたり、雰囲気が悪くなった……なんて経験ありませんか?人間関係をこじらせないために、失礼な言い回しと好感をもたれる言い換えワードをチェックして!

“余計なひと言”を愛される表現に変える!

 いま、“失礼なひと言”を“好感のもてる言い方”に変える実例を紹介する『よけいなひと言を好かれるセリフに変える 言いかえ図鑑』という本が50~60代を中心に売れている。

年齢を重ねると言い回しがクセになっていることが多いんです。マイナスな言葉を使っていないか、自分で自分をチェックすることは大事ですね」とは、本の著者であり、心理カウンセラーの大野萌子さん。

「連絡ないから病気かと思った」「大変ね~」なんてセリフ、言ったり言われたりしたことはないだろうか。実は、その2つとも「よくない言い方です」と、大野さん。

自分では気づかずに、“マイナスの口グセ”が習慣化し、人間関係がギクシャクしてしまう人は少なくありません」(大野さん、以下同)

「病気かと思った」はまさにマイナスな表現。単純に「連絡をもらえてうれしい」と言ったほうがグッと好感度はアップ。また、付き合いが長くなると遠慮がなくなり、自分の価値観を押しつけがちになる点にも注意。

人から好かれる人は、話し相手の気持ちをプラスの方向に持っていけます。プラス言葉の達人を目指してください

大野萌子さん
大野萌子さん