市村正親(72)が8月23日に、主演するミュージカル『オリバー!』の歌唱披露イベントに登場した。7月に篠原涼子(48)と離婚してから初の公の場となったが、離婚について言及することはなく、長男の市村優汰(13)も出演するとあって終始笑顔を見せていた。
市村は息子のデビューに笑顔、篠原は……
市村にとって101作目の公演となる本作は、19世紀のイギリスを舞台に、孤児院を追放されロンドンに行き着いた少年オリバーと、子供だけのスリ集団を束ねる老人・フェイギンの交流を中心に描いたミュージカル。市村が演じるフェイギンは子供ギャング団の元締めで、優汰はその一味の1人、スネイク役で出演している。
優汰は2018年に、市村が座長を務める平成市村座に出演しているが、今回がミュージカル初出演で、これが本格的なデビューになる。
「市村さんの長男が秋のミュージカルで親子共演するという噂は7月の初めごろから、ファンの間で話題になっていました。子どもたちは2人とも小さいころから市村さんの舞台を観に行くのが大好きで、特に長男はミュージカルが好きで『パパみたいな役者になりたい』と言っていました」(舞台関係者)
親子共演のうわさがささやかれていた数週間後に市村と篠原は離婚を発表。子どもたちの親権は市村に、だが親としてお互い協力することを約束したという。
「最終的に子どもたちも離婚を認めたから、こういう形になったのですが、市村さんは離婚のコメントで『人生の先輩である私の強い希望で、親権は私が持つことを受け入れてくれました』と言っていますが、子どもたちは最初から離婚になった場合は父親と一緒にいたいという意向だったそうです。
それは、父親としてはもちろん、俳優・市村正親をリスペクトしているということ。偉大なる先輩役者のそばで、いろんなことを学びたいということなのでしょう」(同前)
だが、離婚後ほどなく篠原と韓流アイドル『SUPERNOVA(旧・超新星)』のメンバーで、14歳年下のグァンスとの「不倫疑惑」が報じられた。
「中学生と小学生の男の子にとって、母親が若い男と不倫しているという報道は真偽のほどはともかく、やはりショックだったと思います。マスコミも“母としてより、女としての生き方を選んだ”という論調で報じましたからね。
でも、子どもたちとは毎日のように連絡を取り合っているそうですから、親子関係は別居していた時とそれほど変わらないのかもしれません。10月の舞台は、篠原も観劇するそうですし、もしかしたらその頃には“不倫疑惑”もなかったことのようになっているかもしれませんね」(芸能ジャーナリスト)
不倫疑惑について篠原は未だに釈明することなく、CMなどにも影響はでていない。
「篠原にとっては、別れても円満家族を強調することでしかイメージ回復する手立てがありませんから。まさか、子どもの初舞台をそれに利用するつもりはないと思いますが……」(女性誌記者)