下着は引き出しに無造作に入れても大丈夫

●名もなき家事  日常の中のムダはまだまだある! 持たない、やらないでシンプル&貯まる生活をゲット。

(1)1個に限定各部屋にゴミ箱を置かない

 各部屋のゴミ箱から、ゴミを集めてひとまとめにするのは、地味ながらも手間な作業のひとつ。マキさん宅のゴミ箱は1つ。60Lの大きめサイズを、キッチンにスタンバイさせている。

「ゴミが出たら、家族がここに捨てにきます。ゴミを捨てるときは、ここのゴミ袋を出すだけ。朝の忙しい時間でも苦になりません」

(2)重い荷物はストレス!買い物には行かない

「わが家はほとんど宅配ですませています。重い荷物をお兄さんが玄関まで持ってきてくれるので、あとはそれをキッチンへ運ぶだけ」。大荷物を運ぶ必要がないので、体力をムダに消耗することはなし。そのぶん、野菜をゆでたり食材を切っておくなどの調理に体力をまわすことができる。

「買い物は予算を設定して週に1回だけ、と決めれば、ちょこちょこ買ってうっかりムダ遣いをすることもありません」

体力の消耗もなし ※イラストはイメージです
体力の消耗もなし ※イラストはイメージです
【写真】よく使う器具を壁に吊るした“片付けやすいキッチン”

(3)夏の定番だけど……麦茶は作らない

 夏になると、ほぼ毎日というほど繰り返される麦茶作り。「大きなポットを洗って、水を入れて、お茶パックを入れて……が面倒で。思い切って水にチェンジ!」。ポットに水を注ぎ、冷蔵庫に入れておくだけにした。

「水ならポットが汚れにくいので、洗う手間が格段にダウンです」

※写真はイメージです
※写真はイメージです

(4)ハンガーにかけるだけ。衣類はたたまない

 洗濯が終わったら、衣類はどんどんハンガーにかけて、そのままクローゼットにイン。「パンツやスカートもすべてハンガーでつるしています。手持ちの服が一度に目に入るので、洋服選びで探す・迷うといった時間も減りました」。また下着類もたたまず、引き出しにポンポン!

「新品はストックしていますが、使うのは2セットのみ。引き出しに無造作に入れても、中がゴチャつくことがないんです」

ハンガーの数も決めているので、かけられなくなったら、古い服から処分。服の数を一定に保っている
ハンガーの数も決めているので、かけられなくなったら、古い服から処分。服の数を一定に保っている