昔からの“やせ食材”も成功するかは人による!?

 果物だけを食べる、糖質をタンパク質に置き換える……効果ありと言われてきた食材や方法も、自分の体調に合うかは人それぞれ。

りんご【×】

 りんごだけダイエットは'80年代に流行し、今もその人気は健在。

ダイエットのイメージがあるりんご(写真はイメージです)
ダイエットのイメージがあるりんご(写真はイメージです)
【写真】今度こそ成功する?流行りのダイエット食品

結婚式前にりんごだけで3日間過ごしました。1日目は全然平気だったんですが、2日目から塩気と白米が恋しくてたまらなくなりました。それでも美しいラインのドレス姿を実現するために頑張ったのですが、りんごだけ食べていたせいか2次会でシャンパンを飲んだら一気に酔いがまわって、一生に一度の日の記憶が飛びました……。後悔しかない」(56歳)

「若乃花(当時)と婚約した栗尾美恵子さん(53、現Mieko)がりんごダイエットをしているという記事を読んで、高校生だった私もまねしてお昼のお弁当代わりにりんごを食べていました。朝と夜は普通にごはんを食べていたんですが、やっぱり栄養が足りなかったのか肌がカサカサになってやめました。合わなかったみたい」(48歳)

ゆで卵【△】

 高タンパクで低糖質であることからダイエットに適した食材といわれているゆで卵。筋トレ女子にも大人気だが……。

高タンパク低糖質で注目を集めるゆで卵(写真はイメージです)
高タンパク低糖質で注目を集めるゆで卵(写真はイメージです)

「コロナ禍で宅トレに目覚めました。食事も白米をゆで卵に置き換えていたんです。最初のころはぐんぐん体重が落ちて筋肉もついて成功かと思いましたが、コレステロール値が爆上がりしていたんです。卵は1日1個にとどめようと決めました」(31歳)

 万能食材だけど、食べすぎると痛い目をみる!?