もしかして“検索うつ?”この3つに当てはまったら危ない!
□決められた時間でやめられない
「やることがあるのにそれをほったらかして見ている時点で抑うつ状態が始まっています」
□30分以上衝撃映像を見続ける
「約10分程度で切り上げると記憶に残りにくいので、それ以上見ているようなら問題があります」
□周囲から心配の声をかけられる
「周囲が異変に気づくというのは結構末期というか、相当問題ありの状態と考えてください」
小日向先生が教える うっかり目に入ってしまったときの対処法
1. 誰かに話す
「“こんなの見ちゃって気持ちが沈んでさー”といった感じで人に話すこと。感情はシェアすることで浄化されるんですね。だけどSNS上でのシェアは逆効果です。見も知らぬ人から辛辣な返信がきたり、弱った心の状態を利用しようと悪い人が近寄ってきて余計に悪化することもあります。顔見知りの人と会って話すこと」
2. 違うことをする
「見る時間は昼間がいい、なんて聞いたことはありませんか? それは明るいからというよりも、日中だと違うことができるからです。例えばお昼休みに検索しても午後からは別の仕事があるから記憶に残りにくい。夜寝る前とかはいちばんダメです」
3. スマホで音消しで見る
「なるべく五感からの刺激を少なくしたいので、見るなら小さい画面で。さらに音消しが望ましいです」
お話を伺ったのは…… 小日向るり子さん●カウンセラー。フィールマインド代表。人間関係からメンタル疾患まで幅広く対応している。