栄養不足は身体やメンタル不調の原因に
では、それぞれの栄養が不足すると、どんな不調があらわれるのか?
ビタミンB1
胃腸の働きが弱り、食欲も低下。さらに疲れやすくなる。
ビタミンB2
口内炎ができやすく、皮膚の炎症やむくみも起きやすくなる。また、不眠や、活力低下などを引き起こす。
ビタミンB3
口内炎や湿疹などの皮膚トラブルが起きやすく。抑うつぎみになる。
ビタミンB5
肌が乾燥する。花粉症など、アレルギーを起こしやすくなる。
ビタミンC
免疫力が低下するほか、肌が荒れやすくなり、髪もパサつく。
マグネシウム
イライラ感のほか、体温の低下を引き起こす。「著しく不足すると、動脈硬化のリスクも」
鉄
貧血のほか、抑うつぎみに。
ビタミンD
骨粗鬆症のリスクが上がる。感染症にかかりやすくなる。アレルギー症状が出やすくなったりする。
影響は多岐にわたるが、注意すべきは、メンタルの不調や体温の低下など、一見、栄養不足とはかけ離れているように思える症状も多いこと。冬型栄養失調は、自分ではそのサインに気づきにくいことも特徴のひとつだ。