サロンの赤字を埋めるため、
「楽に稼げるから」
そんな甘い言葉で誘われて、犯罪行為に加担したのか。
働かない彼氏との生活を支えるも
「金地容疑者が関係した特殊詐欺グループは、2022年10月ごろから犯行に及んでいたとみられています。金地容疑者は犯行グループの指示役から匿名性の高い通信アプリを介して“女性を優先的に勧誘してほしい”というメッセージを受けとっていた。被害者の警戒心を解くために、女性を実行犯に利用する目的だった」(前出・全国紙記者)
金地容疑者が特殊詐欺に手を染めたと思われる少し前から、その人柄には変化が。
「もともとはサッパリした男気のある子だったんですが、昨年からサロンの客や友人の悪口を言うようになっていました。仲のいい友人だと思ったら、ウラでボロクソに言うんです。“紗弓が人の悪口を言っている”という話が仲間内で広がって、周りから人が離れていきました。“道で紗弓に会って挨拶したら無視された”という人も。それに、エステサロンの経営者なのに、どんどん太っていったんです。経営が行き詰まり、そうとう精神的に追い詰められていたのかもしれません」(前出・友人)
金地容疑者と飲み仲間だったという人は、彼女の恋愛事情についても言及する。
「紗弓さんがゾッコンで、何年か交際している男性はいました。ただ、その彼氏は体調を崩して働いていない時期もあり、彼女が生活を支えていたみたい。あるとき、紗弓さんが目に“青タン”を作っていて、どう見ても殴られた痕なのに、彼女は“転んだだけ”と言い張っていましたね。実際、彼氏に殴られたのかはわかりませんけども」
エステサロンの経営だけでなく、恋もうまくいっていなかったのか。金地容疑者がインスタグラムに載せていたのはキラキラした思い出ばかり。それも偽りだったのか――。