テレビを見ながら超簡単エクササイズ

 膣ケアに詳しい美容外科医の櫻井夏子先生は「コロナ禍以降、尿もれ症状を実感する人が増えました」と警鐘を鳴らす。

「コロナ禍で運動不足に陥り、骨盤の内側にある“骨盤底筋群”という筋肉が衰えた人が多いのですが、この筋力が低下すると、尿もれが起きやすくなるのです」

 まずはヨガで緩めてからトレーニングで締めることが大切! “ながら”でもできる方法で、骨盤底筋群を効果的に鍛えよう。

ワザ11:「あぐらでおきあがりこぼし」左右×10回

ワザ11:「あぐらでおきあがりこぼし」左右×10回(イラスト/榊原ゆう)
ワザ11:「あぐらでおきあがりこぼし」左右×10回(イラスト/榊原ゆう)
【写真】一生歩ける足にするために、名医が教える簡単「パカパカ体操」

【やり方】

(1)足裏を合わせてあぐらをかき、両手で足を持つ。クッションを敷いても◯。

(2)左右のお尻に交互に体重をかけるように、テンポよく身体を左右に揺らす。

ワザ12:「片足ぐるぐる体操」10回×左右

ワザ12:「片足ぐるぐる体操」10回×左右(イラスト/榊原ゆう)
ワザ12:「片足ぐるぐる体操」10回×左右(イラスト/榊原ゆう)

【やり方】

 横向きに寝て足を開き、上側の足を肩の高さまで上げ、ぐるぐると内回りに回転させる。10回行ったら反対の足も行う。

《ポイント》膣まわりを意識しながら行おう。だんだん足が下がってこないよう注意!

櫻井夏子先生●整形外科医、美容外科医。婦人科形成や小顔治療を得意とし、多くの女性の悩みに向き合う。Instagramではフェムケアやアンチエイジングに関する情報を発信中。
櫻井夏子先生●整形外科医、美容外科医。婦人科形成や小顔治療を得意とし、多くの女性の悩みに向き合う。Instagramではフェムケアやアンチエイジングに関する情報を発信中。
教えてくれたのは……櫻井夏子先生●整形外科医、美容外科医。婦人科形成や小顔治療を得意とし、多くの女性の悩みに向き合う。Instagramではフェムケアやアンチエイジングに関する情報を発信中。