もともと浪費家で貯金がなかった主婦の海老原葉月さん。冷蔵庫の中身を見直したところ、食費が年間で72万円減。夏の節約でも「まずは食費カットが肝心」と言う。
お得な直売所の夏野菜と食材冷凍で夏を乗り切る
2児のママ「冷蔵庫の使い方&保存テクで電気代と食費をカット!」
「買ってきた食材は使いやすいサイズに切って冷凍保存。1か月で使い切り、無駄な食費を抑えています。冷蔵庫はゆとりをつくり、冷凍庫は食材を詰め込むと効率よく冷えて節電になります」(海老原さん、以下同)
また、野菜を買うときは旬のものを選ぶことで、お得に購入。
「ナスやトマト、キュウリといった旬の夏野菜は、スーパーで買うより直売所で買ったほうが断然安いし、しかもおいしい。冷凍に向かない野菜は100円均一の鮮度保持袋に入れて野菜室へ。ナスなどは縦に収納するといいですよ」
さらに夏の出費が増える要因といえば、子どもの夏休み。
「7~8月は給食費がかからなくなる分、夏休みのお昼代を5千円プラス。お金が一気に出ていく外食はせず、業務スーパーで安く買ったポテトやバンズを使い、おうちで“マック”のメニューを再現。出費は抑えつつ、自宅にいながら子どもたちが楽しめる工夫をしています」
削りワザ1:節電のため冷蔵庫はスカスカ、冷凍庫はつめつめに!
冷蔵庫は、1か月で食べ切れる量を保存。冷蔵庫を整えて食費は1/3に。
「冷蔵庫に食材を詰め込みすぎると、冷やすのにエネルギーが必要となり、電気代がかかります。反対に冷凍庫は詰め込んだほうが節電に。食材同士が保冷剤代わりになり、効率よく庫内が冷えますよ」
削りワザ2:電子レンジ調理で省エネ&時短に
夏は火を使わない調理が増える。3COINSの温野菜メーカーに、切った野菜を入れてレンジでチン!
「6分温めるだけで1品完成します。ガスを使わないので省エネになり、何より夏の暑さ対策にもおすすめです」
削りワザ3:時短商品を活用し電気代節約
パスタは外食のランチで食べると、1人千円近くの出費に……。
「夏休みのランチ用に早ゆでパスタをストック。家にあれば外食防止になるし、5分でゆで上がるのでスピーディー!オール電化なので電気代もお得になります」
削りワザ4:子どものアイス代はかき氷メーカーで節約
海老原さん宅では休み中、かき氷メーカーが活躍。
「シロップは市販のものを購入しますが、水道水で作った氷なので、ほぼお金はかかりません!クリーム系のアイスより水分補給になるメリットもありますし、子どもたちは作るのが楽しいみたい」
削りワザ5:電気代の安い夜に家事をまとめる
オール電化の海老原さん宅では、電気代が安くなる夜の時間帯に家事を集中。
「23時~朝7時までの間、電気代が安くなるので、食洗機や洗濯機を回すのは23時以降に。スマホやパソコンの充電もこの時間帯と決めています」