冷凍・賞味ギリギリ魚格上げテク
やっぱり鮮度が命……?
「魚は取れたてがいちばんだと思いがちですが、熟成させるとさらにおいしくなります。おすすめは下味をつけて保存すること。
魚にはイノシン酸が含まれていますが、調味料で別のうまみをプラスするとうまみの相乗効果が生まれます。昆布だしのグルタミン酸、カキを原料にしたオイスターソースのコハク酸は相性バッチリです」(スギさん)
パサつきを抑えたい魚料理には、塩こうじやみりん、油分(オイルやマヨネーズ)を加えるとふっくら食感に!
テク1:塩こうじ&昆布だしで漬ける
そのまま焼いて料亭の味!
ポリ袋に切り身魚、塩こうじ、顆粒の昆布だし、みりんを入れて冷蔵庫へ。翌朝、オーブントースターでこんがり焼けばうまみが凝縮した焼き魚のできあがり。
そのままご飯のおかずにしてもいいし、椀種として汁ものにすると上品な一品になる。3割引きシールの切り身魚でぜひ試して。
テク2:ハーブをきかせる
白身魚におすすめ!
淡泊な白身魚には、タイム、フェンネル、タラゴン、バジルのようにやさしい香りのハーブがおすすめ。魚臭さをカバーしながらさわやかさがプラスされ本格的な味になる。複数のハーブがミックスされたスパイスソルトが手軽。
テク3:生しょうゆ&オイスターソースで漬ける
やわらかくコクもUP
赤身魚のブリや青身魚のサバなどは、生しょうゆの酵素で食感がふっくらし、濃厚なオイスターソースで味に深みが出る。魚臭さ解消にはカレー粉やにんにくなどパンチのある香りが有効。香気成分によるマスキング効果でにおいが気にならない。