宮迫博之のYouTubeデビューを彷彿
筆者も前述したようなネットの意見に同意なのだが、“タイミングの悪さ”という部分で、あるお笑い芸人が頭をよぎった。
元・雨上がり決死隊の宮迫博之(53)である。
宮迫と言えば、2019年の闇営業騒動以降、地上波テレビ番組からはほぼ“消えた”状態になっており、芸人としての活動のメインがYouTubeになっているのはご存知のとおり。
そんな宮迫のYouTubeデビュー時もタイミングの悪さが際立っていた。
宮迫がYouTubeチャンネル開設したのは2020年1月29日。だがその翌日1月30日は、同じく闇営業騒動の当事者でともに会見を開いていたロンドンブーツ1号2号の田村亮(52)が、トークライブで復帰することが前々から告知されていたのだ。
要するに、ロンブー亮にとって再出発となる大事な日だったにもかかわらず、宮迫が前日にYouTubeデビューで話題をかっさらい、亮の復帰の足を引っ張ったと見る向きが多かったのである。
この宮迫の行動に世間から非難の声が相次いだだけでなく、芸人仲間も快く思っていない人が多かった模様。
宮迫はスタート時にYouTuberとコラボしていた関係で、相手に迷惑をかけられないので時期をずらせなかったという趣旨の弁明をしていた。
だが、千原兄弟の千原ジュニア(49)が2021年8月のワイドショーに出演した際、多くの芸人の気持ちを代弁する形で、亮の復帰のタイミングで宮迫がYouTubeを開始したことについてコメント。ジュニアは、何十年と一緒にやってきた芸人仲間より、繋がりができたばかりのYouTuberとの関係性を優先した宮迫の判断に、不満をにじませつつ疑問を呈したのだ。