車椅子インフルエンサーとして社会の“バリアフリー化”を訴える活動をしている
車椅子インフルエンサーとして社会の“バリアフリー化”を訴える活動をしている
【写真】イオンシネマが謝罪、議論の発端となった車椅子インフルエンサー

『MOVIX』や『ピカデリー』などを運営する『松竹マルチプレックスシアターズ』は、

「弊社では、全劇場、全シアター内に車椅子スペースを、また館内に多目的トイレもご用意しております。また、お客様の安全を考慮し、弊社従業員がお客様の車椅子や身体を持ち上げるなどの行為は控えさせていただいております。

 今後も法令順守の下、お客様の安心・安全を配慮し、映画をお楽しみいただける環境づくりに努めて参ります」

 と回答した。

安全を考慮し、お断りする場合がございます

 最後に、『109シネマズ』などを運営する『東急レクリエーション』は、ホームページにも掲載されている以下の対応をしているとのことだった。

《一部劇場を除き、各シアターにスロープ、車椅子スペースを設置しております。

車椅子スペースには数に限りがございますので、場所・席数・空き状況については直接各劇場にお問い合わせをお願いしております。

座席に関しましては、非常時におけるお客様の安全を考慮し、非常口に近い場所に設置・ご案内をさせていただいております。

移動に関してサポートが必要な場合はお声かけいただいておりますが、お客様の身体や車椅子を持ち上げるような対応は安全を考慮し、お断りする場合がございます

 今後についても、これらに則った対応を予定しているという。

 すべての人が気持ちよく映画を鑑賞できるよう、改善が進むことを願いたい。