顔をいっさい触らずに顔や顔周りが変わる!
胸鎖乳突筋をほぐすメソッドとしてアベシスターが提唱するのは、筋肉の深層部まで圧をかける“もんでほぐす”マッサージ。
「いままで、リンパマッサージというと“なでてさする”が主流でしたが、現代人の胸鎖乳突筋は、長時間の姿勢の悪さや日々のクセなどでガチガチにこり固まっているので、さする程度ではほぐれず、リンパもスムーズに流れません。グイグイとイタ気持ちいいくらいにつまんで、もむのがポイントです」
ただ、胸鎖乳突筋がガチガチの人は浮き出にくいため、うまくつまめなかったり、痛みを強く感じがち。硬い人は、最初から力を込めすぎると筋肉を痛めることもあるので、最初は力を込めすぎず、続けることで徐々にやわらかくほぐしていけばOK。
継続していくと、顔が引き締まったり、肌の血色のアップ、疲労の回復など、さまざまな効果を実感する。
「頑張りすぎると続かないので、休憩中だったり、テレビを見ながらだったり、ちょっとした隙間時間にやってみてください。入浴中は身体が温まっているので、より効果がアップしますよ。歯磨きや洗顔のようにクセづけして毎日の習慣にしましょう」
埋もれてませんか?胸鎖乳突筋セルフチェック
首の耳の下に沿って手のひらを当て、顔全体を左右どちらかに振ります。耳の後ろから鎖骨の上に伸びる胸鎖乳突筋が動き、浮き出ます。
浮き出てこない人は、後ろを振り向くくらいに顔全体を大きく動かしてみて。親指と人さし指でつまんで何度か顔を左右に振るとしっかり浮き出てくるようになります。
横を向いても胸鎖乳突筋が浮き上がらない、つまめない人は、筋肉が硬くなっているのでしっかりケアを。