この翌日、佐々木に再度LINEで催促する。
《ごめん、今日は、バタバタで出来ずでした。明日と明後日仕事とかで、時間なくて、来週チャレンジします!》
ここで宮澤氏もいいかげん、堪忍袋の緒が切れてしまう。
「正式オーダーをしていない」との回答
《2023年9月時点から、今日まで未払いです。支払い期日が過ぎているので、時間作って早急にお支払いください。いずれにしても、率直に迷惑なので。制作を含めた全てを、お断りさせて下さい》
佐々木が《本当にごめんなさい!私が、全部悪いです》
とメールで謝罪があったあと、危機感を覚えたのか、夫の渡部からも連絡があったが拒絶の意思を伝えた宮澤氏。
6月13日になってキャンセル料が入金されたものの、信頼関係は完全に崩壊。弁護士を介して交渉が行われる事態に。
「未入金の段階で、警察にも相談させていただきました。そして、6月12日に私の代理人から佐々木さんにメールを送りましたが、返信なし。その後、佐々木さんが依頼した代理人弁護士から返答がありました。“予算の話はしたが金額は確定させていない”“前払いであることも振込期限についても知りません”と。つまり、“そもそも正式なオーダーをしていない”というニュアンスの回答だったんです。直接会った際にも、LINEでもしっかりと“予算は40万円”“振り込みます”と言質を取っているので、佐々木さんは確実に認識しているはずなのに……」