また、欧州において“鉄板”ともいえるエンタメ&ワイドショー的話題が「王室関係」だと、谷本さんは話す。

王室スキャンダルや日本の皇室も格好のネタに

例えば、ノルウェーで王位継承権第4位のマッタ・ルイーセ王女が、53歳で再婚したのですが、その相手が49歳のアメリカ人の自称霊媒師。しかも彼は自身を『レプティリアンである』とも言っています。レプティリアンとは、人間と似た形態の爬虫類(トカゲ)のような生物のこと。怪しいにもほどがある(笑)」

 この結婚式の直後には、同じくノルウェーのメッテ=マリット王太子妃の長男が、アルコールとコカインを使用中にガールフレンドに対する傷害と器物損壊の疑いで逮捕されたというのだから、ノルウェー王室、“全部乗せ”すぎる!

イギリスでも、チャールズ国王の弟であるアンドリュー王子が、中国政府のスパイだといわれている実業家と昵懇だったことが判明し、大問題となっています。『007』もびっくりです(笑)。

 アンドリュー王子は以前、性的人身取引で起訴され勾留中に急死した米国の富豪、ジェフリー・エプスティーン氏とも親しく、その流れで2001年に当時17歳の女性に性的暴行をしたことが判明し、民事訴訟を起こされたことがありました」

 日本でも皇室関係の話題は事欠かないことを考えると、ロイヤルな人々のてんやわんやと、それをウォッチする民衆の関心は世界共通なのかも。なんでも、日本の皇室は他国でも関心事のひとつとして捉えられているそうだ。

2024年6月、イギリス訪問に出発される天皇・皇后両陛下
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2024年6月に、天皇、皇后両陛下がイギリスを訪問されましたが、現地でもかなり大きく取り上げられていました。公共放送であるBBCで何度もアナウンスされていましたし、Xの広告でも訪英することが伝えられていたほどです」