妻としてのあり方がとりわけ難しいのが伝統芸能の世界。落語家・林家三平と結婚した国分佐智子も当初は大変だった。
「姑が“料理が下手”と言ったかと思えば、義理の姉の連携したサポートぶりを、“噺家の妻はこうでなきゃ”と絶賛したり。最近では、なんでも教えを請う国分さんをかわいがるようになり、一門が集まる場にも“美人だから”と率先して呼ぶんだとか」(前出・ワイドショースタッフ)
ライターの仁科友里さんは『おあとがよろしい妻』と命名し、こう分析。
「この一家は“嫁に厳しそうな家”というイメージですが、40代の三平にやっと来てくれた美人の嫁ということで、採点が甘くなっています。夫の晩婚が吉と出ました」
また、大衆演劇のプリンス・早乙女太一の妻となった西山茉希はデキ婚前からすったもんだ続き。
「先日も、テレビ番組で夫のグチばかり言って話題になりました。家族で連休を過ごせると楽しみにしていた西山に対して“沖縄行ってくる”と突然旅立ってしまった自由奔放な早乙女に困惑したそうです」(前出・スポーツ紙記者)
仁科さんは『流し目王子に流され妻』とネーミングして、こんな予言まで。
「遊び盛りで父親になり切れない若い夫と、何度だまされても夫に期待することをやめられない年上妻。離婚間近なように感じます」
一方、伝統芸能の世界で生まれ育った松たか子は対照的。父・松本幸四郎の大反対を押し切り、ミュージシャンの佐橋佳幸氏の『レリゴー妻』(佐々木さん)となったが、昨年末の妊娠で、父とも雪解けムードだという。
「佐橋がバツ1なのと、ファッションセンスが許せなかった幸四郎さん。でも、お子さんが生まれることをとても楽しみにしているそうですよ」
仁科さんは「ママになることが幸四郎の心を“解かした”」として『ありのママ妻』とも名づけた。