■“洗脳”は本当にあったのか
それ以降、能年は表舞台から消え、姿を見ることができたのは生命保険会社のCMのみ。しかし、そのCMも終了し、彼女の近況を確認できるのは自身のブログだけとなった。そんな状況のなかで、事務所との契約満了の時期が来月に迫っているという。そして聞こえてきたのは、
「どうやら能年は契約を更新する気はないようです。独立して、自分が設立した個人事務所で仕事を続けるつもりのようですね」(ワイドショースタッフ)
にわかには信じがたい話だが、そもそも“洗脳”は本当にあったのだろうか。
「能年がT氏と出会ったのは、事務所が開いていたワークショップに演技指導を受けに通っていたころといいますから、10年くらい前になると思います。T氏の指導は生徒のコンプレックスをとことん攻撃し、でも私だけは認める、という独特のものでした。だからコンプレックスの多かった彼女はT氏に心酔してしまったようです」(舞台関係者)
その後、T氏は能年の演技指導から離れていたのだが、
「T氏が『あまちゃん』の岩手ロケにいきなりやって来たというんです。能年が呼んだということでしたが、このころからすでに事務所のコントロールがきかなくなっていたのかもしれません」(前出・ワイドショースタッフ)
それと前後して能年の態度にも変化が現れることに。
「今までそんなことはなかったのに、不平や不満を目に見えて口に出すようになり、それだけならまだしも、ブチギレして現場のマネージャーに罵声を浴びせたりもしていました」(制作会社スタッフ)
そんなことが続いたため、耐えきれずにマネージャーが何回も交代することになったという。『あまちゃん』終了後に撮影されたある映画の撮影現場でも、能年が頻繁に携帯電話でT氏に不満を訴えている姿が目撃されている。
彼女の態度の変化が、はたして洗脳によるものかどうかは疑わしいが、少なくともT氏の影響があるのではないかと、周りのスタッフたちは感じていたそうだ。
時を追うごとに、能年の暴走はますます激しくなっていったという。