■所属事務所は法的手段も視野に?

 それでも、事務所は彼女が翻意して戻ってくることを願って、ペナルティーを科すこともなく対話を求め続けていた。しかし、能年サイドは話し合いにいっさい応じないまま、契約満了が来月に迫ってきたというわけだ。

「さすがに事務所も我慢の限界のようです。能年が契約更新に応じないときは、個人事務所設立の件も含めて被害を被っていることもあり、法的手段を取ることも視野に入れているようです」(前出・ワイドショースタッフ)

 真偽のほどを確かめるべく現在の所属事務所に問い合わせてみたが、締め切りまでに回答はなかった。

 一部では『あまちゃん』で母親役を演じプライベートでも仲がいい小泉今日子が助け船を出すのでは、という話もあるが具体的な話は聞こえてこない。

「過去に鈴木亜美の例がありますが、事務所に不満があるからといって独立してもうまくいくわけはありません。芸能界に残るのは難しいでしょう。ルール違反を犯し、トラブルメーカーのイメージがついてしまった彼女に、手を差しのべるところはないと思います。元はといえば彼女の身勝手のせいでこうなったわけですから、たとえキョンキョンでも引き受けにくいでしょう」(芸能ジャーナリスト・佐々木博之氏)

 厳しい状況だが、能年に早く戻ってきてもらいたいと願っているファンは多い。その願いが彼女に届く日は来るのだろうか……。