誰もが間違った方向に暴走する危険性を、秘めています。神棚や守り神など、信仰の対象は、彼らの心を正しい方向に向かわせてくれる。愚かな考えに支配されそうになっても、守ってくれる。そんな役割を果たしているのです。
信心深い彼らは、
「こんな場所で運を使いたくない」
「運はとっておきの時のために残しておく」
「あの場所は運気を下げる」
というようなことを、しばしば口にします。
たとえば、パチンコをするお金持ちは滅多にいません。
「パチンコなんかで大当たりしたら、仕事運が悪くなる。私は運が強いから、手を出したら成果が出そうで、怖くてしないのです」
「絶対に成果が出るのが分かっているから、やらない」と言いきるのが、お金持ちです。
乗馬はするけれど、「競馬」には興味なし。マウンテンバイクで野山を駆け巡って楽しみますが、「競輪」はしません。
休日「クルーザー」で近場の海を走らせますが、「オートレース」は致しません。本気で研究して競馬や競輪、オートレースにのめりこむ、お金持ちなんてお会いしたことがありません。
お金持ちは神様を崇め、「感謝」と「謙虚」な精神を忘れずに歩んできたからこそ、運や縁を導き成功へと駆け上がった。お金持ちになれたのです。