「やはり、会の途中では混乱が生じるおそれもあることから、今回からは両陛下には冒頭部分で挨拶されることで検討が始まっていました。

 つまり、雅子さまは、今回の園遊会出席に意欲を持たれていたということだと思います」(東宮職関係者)

 そう前向きでいらした雅子さまを励ますため、美智子さまはさらなる「おはからい」を検討されていたという。

美智子さまは、雅子さまが秋の園遊会に参加しやすいように、洋装でも可能とするか、和装と洋装の皇族を分ける配慮をされる予定だったと聞いています」

 そう打ち明けるのは、宮内庁関係者。

「10月13日に行われた来日中のベルギー国王夫妻主催のコンサートのときも、美智子さまと秋篠宮家の3人の女性皇族は和装でしたが、雅子さまと彬子さまや久子さまらは洋装でした。

 これは、雅子さまが洋装になりやすいようにと、美智子さまの思し召しだったそうです。今回の園遊会も、同様の気遣いをされるつもりだったようです」(同・関係者)

 前2回の園遊会で雅子さまが途中退席することも、陛下と美智子さまの特別のご配慮があってこそ。