正しく座るだけで不調も改善!
正しく座るには以下の点がポイント。
・座骨を座面に立てて座る
・首は前に倒さない
・ひざとつま先は正面
・足は床につける
「座骨は左右のお尻の奥にある骨。もっと簡単にいうと、女性の大切な部分を座面にベッタリつけるように座ればいいのです。わからない人は、鏡の前に裸でイスに座って大切な部分が見えなければOK。また、左のお尻を手で左側に開くようにして座ると簡単です(イラスト参照)。
座骨を立てることで、自然と背すじが伸び、内臓が正しい位置に戻ります。すると前に出ていた首も身体の上に戻り正しい座り方になるのです。多くの人が悪い姿勢よりも楽に感じるはずです」
また、正しい座り方は筋肉も鍛えられるという。
「座っているときに使われるのは“支える筋肉”です。姿勢が悪くなるのは、支える筋肉が衰えることが大きな原因。何もしなければ、加齢により筋肉の衰えはさらに進んでいきます」
スローエイジングのためにも正しい座り方は効果的。また、これをマスターすると子宮や卵巣のトラブルをはじめ、冷え症、むくみ、肩こり、気分の落ち込みなど、さまざまな不調も改善されるとか。まさにいいことずくめ!