―シーズン1と変わったことは?
小日向 めちゃくちゃおしゃべりになった(笑)。
大杉 いやいや、それは昔からでしょ。
小日向 (雑談で盛り上がっていても本番で)でんでんさんは、昔気質の刑事役にスッと入る。
でんでん 前作よりも(役を)掘り下げられているという回答がいいのかな(笑)。
小日向・大杉 アハハハ(大爆笑)。
小日向 大杉さんは人情派の刑事役だけど、ときどきフラストレーションがたまっているのか、“アウトレイジ”になるんですよ(笑)。
大杉 今回のシーズン2で明らかになったのが、(設定で)僕の奥さんが19歳も年下! うれしくてね。いつか会えるんですかね。今回、出てくるといいけど……。
―にぎやかな3人ですが、天海さんの反応は?
小日向 天海さんも楽しんでいると思うよ。(共演者が)男ばかりでしょ、だんだん天海さんに、女を感じないというか。
大杉 コヒさん、言葉を選ぶ選ぶ(笑)。
でんでん “感じる”なんて言ったら失礼だから、“感じない”って言っているんだよね。
大杉 こんなおじさんたちに付き合っていただいているんですよ。
小日向 僕たちが、おばさんっぽいのかな。
でんでん お化粧して、かつらかぶった顔を想像したら、完全におばさんです(笑)。
小日向・大杉 (大爆笑)
大杉 返答に困るわ(笑)。みんな控室があるのに戻りません。スタジオの前室に、天海さん差し入れの“パン工場”があって、それが実に美味しい。ちょっとしたキッチンスタジオ風で、そこで、みなさんとよもやま話をするのが楽しいんです。
でんでん 食べたこともないような生ハムを、2枚ものせて食べていますよ。
小日向 チーズをのせてピザトーストにもできる。
でんでん パンを焼いている間に、ポップコーンも召し上がってくださいと、ポップコーンの機械まであります。
小日向 それも含めて、天海さんが仕切ってくれる。ナイフがないとか、食材もチェックして、すごいよ! それが、キントリの役とも重なるんだよね。