野菜室「形も特徴もさまざまなものを上手にしまう」

 野菜は種類も形もさまざまなだけに、長くフレッシュに保存するには、ちょっとした工夫がものをいいます。しっかり使いきるために、保存袋や新聞紙、カゴなどの道具も大いに活用し、賢く収納しましょう。

野菜室(上段)
野菜室(上段)
すべての写真を見る

【L】上段は小さいもの、日持ちしないものをIN

 引き出し式になっている上段は、シソなど小さくてデリケートな野菜や、もやしなど水分が多くて日持ちしない野菜を入れるのがGOOD。

【M】使いかけはカゴにまとめて使い忘れ防止

 ハンパに残ってしまった使いかけの野菜は、ひとつずつラップで包むか保存袋に入れ、専用のカゴを作ってひとまとめに。使い忘れを防ごう。

野菜室(下段)
野菜室(下段)

【N】下段は細かい仕切りは不要。ゆったり使う

 下段は細かい仕切りを作らず、全体の4分の1くらいの空きスペースを作るのが理想。「まるごと買った白菜やキャベツなど、大きなものがスッポリ入れられます」

【O】ポリ袋と新聞紙を下に敷く

 野菜室の底面には、まずポリ袋を敷いて、その上に新聞紙を敷くと、掃除が楽。「新聞紙は汚れればサッと替えられますし、万が一、水けが出た場合は、ポリ袋がしっかりガードします♪」

《注意》野菜を重ねて入れるのはNG。野菜の収納は「上に重ねない」が鉄則。重ねてしまうと下になった野菜が傷んでしまう。平置きをする、もしくはカゴやスタンドなどを使い野菜同士の接触を避けて。使い忘れ・ダブり買いの防止にも。

《注意》野菜が長持ちする保存法
・「成長した環境に近い状態」がすべての野菜保存の共通項
・葉物野菜は立ててしまう
・原産地が熱帯・亜熱帯の野菜や果物は、常温保存で
・夏野菜は10℃前後の保存が最適。5日以上の保存は、どの野菜も野菜室に入れる
・カット野菜は足が早いので、ラップや袋に入れて保存がマスト