“職員をねぎらう会”が開かれる可能性も
美智子さまと同世代である前出の渡邉さんも「今回のご移動は大変なこと」と語る。
「いくら車や新幹線に乗られるとはいっても、ご高齢でいらっしゃるので、間違いなくお疲れになると思います。しかも、今回は皇居から葉山、さらに葉山から栃木県の御料牧場へと移動が多いということであれば、なおさら大変です。
そんな大変なことなのに2か所に行かれる予定なのは、これまで御料牧場に行かれる頻度が少なかったことで、お代替わり後に牧場の職員に直接ご挨拶をされたかったのでしょうね」
宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんは“職員をねぎらう会”が開かれる可能性を示唆する。
「御料牧場で働いている職員は、皇室の方々とお会いする機会がほとんどありませんので、ご訪問を楽しみにしていると思います。ご滞在中は貴賓館でゆっくりされるでしょうが、散策されたり、牛や馬などをご覧になったりもするでしょうね。
また、今まで支えてくれた御料牧場の職員にお会いすることも今回のご訪問の目的ではないかと思っていますので、職員一同をねぎらわれる場もあるかもしれませんね」
時代が変わっても、美智子さまの“慈しみの心”が変わることはないようだ。