声の老化が進行すると命の危険が高まります!

年齢を重ねるとともに声がかすれる、いわゆる“老けた声”は、声帯が老化している証拠。何もしないで声の老化が進行していくと、会話がしづらいだけでなく、実は便秘や転倒の原因となり、最悪の場合は死のきっかけにもなるのです。加齢による声の変化はしかたがないと放置してはいけません!

 そう話すのは、音声外科の第一人者である角田晃一先生。

「声帯の衰えは40代後半くらいから始まりますが、もともと更年期で声が低くなる女性は、声帯の老化が重なることで、さらに声の“老け感”が助長されます。若々しく生きていくためには、肌ケアなどと同様に、“声ケア”をすることが重要です」(角田先生、以下同)

若々しい声の維持は健康長寿と直結!

 そもそも、健康的な声を出すためには、