自分のタイプに合った
便秘スッキリ法をチェック(1)

◆腸を動かしてスッキリ! 【このタイプの便秘に効く】→Cタイプ

 腸を動かすことでおなかの張りや硬さがなくなり、便がたまりにくくなる。おなかの血流もよくなるので代謝もアップし、冷えも改善されて、結果、脂肪がつきにくくなるメリットも

 運動不足が便秘の原因になっていることが多い弛緩性便秘の人に効果あり。

・ひざを曲げておへそを10秒見るだけゆる腹筋体操を習慣に

 便を出すには腹筋を鍛えることが必要。あおむけに寝て両ひざを立て、ゆっくり頭を持ち上げておへそを10秒のぞき込む「ゆる腹筋体操」がおすすめ。完全に上体を起こさなくていいため、続けやすいはず。慣れてきたら少しずつ回数を増やしていこう。

おばあちゃんの知恵】「の字マッサージは腸の位置に合っているから効く 

 おへそを起点にして、手のひら全体で「の」の字を描くようにマッサージ。腸内の便の通り道に合わせて刺激するから、便意が生じやすい。おなかが少しへこむくらいの強さで優しくていねいに押すのがコツ。

・鼠経リンパ部を刺激しておなかのむくみを解消

 太ももの付け根にある鼠径リンパ節は、おなかからの老廃物がたまる場所。ここを動かすと腸の動きもよくなる。壁に片手をついて片足で立ち、壁と反対側の足の付け根を大きく回す。反対側の足も同様に。

◆トイレ習慣でスッキリ!

【このタイプの便秘に効く】→ACタイプ

 忙しい、またはトイレに行くのが恥ずかしいなどの理由から、トイレを後回しにするといつの間にか便意を感じない身体になってしまう。トイレに行くことを習慣化することが重要!

 
直腸型便秘の人はトイレ習慣が要に。弛緩性便秘でトイレ習慣がない人にも効く。

・便意がなくても朝食後はトイレへ

 便意の有無にかかわらず、決まった時間にトイレに行く習慣をつけよう。もっともおすすめの時間帯は朝食後。朝、忙しくても10分間、トイレに座る時間を確保しよう

・直腸型便秘の人は前かがみ姿勢を

 便座に座る姿勢も重要。おなかを太ももにつけるくらいのイメージで上半身を倒して、前かがみの姿勢に。こうすると直腸と肛門がまっすぐになり、便が出やすくなる。