自分のタイプに合った
便秘スッキリ法をチェック(2)
◆自律神経を整えてスッキリ!
【このタイプの便秘に効く】→B・Cタイプ
更年期の影響やストレスで自律神経のバランスが乱れると便秘に。自律神経の中で交感神経が優位になると、腸の動きが悪くなるため、自律神経を整えることが必要。
けいれん性便秘の主な原因は自律神経の乱れ。また弛緩性便秘の人にも効く。
・おなかの冷えはNG、腹巻きを習慣に
腹巻きでおなかを温めよう。おなかが冷えると血行が悪くなり、便を押し出す力が弱まる。おなかを温めることで消化や新陳代謝もアップし、自律神経が整って便秘改善に。
・出ている人は眠っている睡眠スイッチを探る
眠るときは自律神経の中の副交感神経が優位になり、腸を動かす。音楽、香り、ヨガなど自分に合う“睡眠儀式”を持つこと、睡眠を妨げない環境作りで、質のよい眠りをキープ。
◆食生活を整えてスッキリ!
【このタイプの便秘に効く】→A・B・Cタイプ
すべてのタイプの便秘に効く。ただし、けいれん性便秘は食べる種類に要注意。
腸内環境がよければ、いい便がたくさん出るのは当然のこと。いい腸内環境、いい便をつくるのに欠かせないのが毎日の食事。食べるものを意識すれば、便秘も撃退できる。
・ヨーグルト、納豆、みそ……善玉菌はいろんな食材から
善玉菌は、いろいろな食材からとることが大切。例えば乳酸菌が腸にいいからと毎日同じヨーグルトをとり続けていると、同じ菌をとり続けることになり、便秘が改善しないことも。さまざまな種類の菌をとることが、腸内環境の改善につながっていく。
・2種の食物繊維をバランスよくとれば美便が生まれる
食物繊維は便秘解消に欠かせないもの。食物繊維には「水溶性」と「不溶性」があり、この2種をバランスよくとることが大切。ただし、「けいれん性便秘」タイプの人が「不溶性食物繊維」をとるのはNG。おなかが張り、便秘が悪化してしまうことに。
●水溶性食物繊維
《納豆 海藻類 なめこ 長芋 モロヘイヤ オクラ こんにゃく アボカド ひじき いちご》
●不溶性食物繊維
《イモ類 ナッツ類 豆類 葉物野菜 きのこ類 かぼちゃ レンコン ごぼう 玄米》
・乳酸菌、食物繊維は午前中に食べると効果が上がる
消化活動がピークになるのは正午から夕方。乳酸菌や食物繊維を食べるなら、その前の午前中がベスト。胃腸が活発に動くので便秘も解消しやすい。