苦境に立たされる秋篠宮家を憂慮
“特別な存在”の相次ぐ訃報に心を痛めておられる美智子さまだが、苦境に立たされているご家族のことも常に気にかけておられるようだ。
「特に秋篠宮ご一家を気にされています。新聞広告をご覧になり、気になる見出しの週刊誌があれば取り寄せられることも。沈黙を貫かれていますが、結婚問題の渦中にいる長女の眞子さまのことは当然心配していらっしゃるでしょう」(宮内庁関係者、以下同)
現在行われている安定的な皇位継承策を検討する有識者会議では、『女性宮家』の創設が議題に挙がっている。結婚適齢期の次女・佳子さまは、議論の対象者だ。
「長男の悠仁さまに関しては、いずれ即位される方であり、高校や大学選びも含めた“帝王教育”の動向を注視されています。そして眞子さまの結婚問題の影響で家庭内にすきま風が吹くといわれる中でも、日々の仕事をこなしつつ、子どもたちに心血を注ぐ秋篠宮ご夫妻のご体調を心配されています」
前出の末盛さんは美智子さまとの電話で、ご家族を憂慮される胸中を酌み取っていた。
「美智子さまはご家族のお話はされません。上皇さまのことを心配するお気持ちもあるでしょうが、そういったことは語られることはなく、見守っていてほしいと思っておられるのだなと思いました」
“見守って……”というお気持ちには深い意味があると、前出の宮内庁関係者は語る。
「美智子さまは、家族のどなたかが苦しい状況におありのときは必ず“それは家族全体の苦しみ”だと捉え、皇室が抱える問題はすべてご自身の問題として向き合われています。“見守っていてほしい”というお気持ちは、上皇ご夫妻のみでなく皇室全体のことを伝えたかったのでしょう」
日本中が注目する問題に対し、当事者のごとく煩悶される美智子さま。ご心配の種は尽きない……。