ホントにあった! アウトな事例
【事例1】15年以上前から行きつけの指圧・マッサージ店で全身の指圧マッサージを1時間半受けた。終了直前にブキッと音がして息をつけない痛みを感じたが、1~2分で通常に戻ったので激痛があったことを言わず帰宅。その夜に発熱し痛みが出たため整形外科を受診したら肋軟骨骨折と診断。加療に1か月を要するとされた。(60代・女性)
【事例2】健康ランドで受けたマッサージ。腰、脚に痛みが出て歩行が困難になった。翌日、整形外科を受診したところ、脊椎管狭窄症があって、マッサージで強く押したため痛みが出たのだろうとの診断だった。
店に苦情を言うと、もともと病気があったのだから治療費しか出せないとのこと。通院治療は1か月、その間仕事ができない。施術者に確認したところ、免許は持っておらず、マッサージではなくボディケアだから免許は必要ないと言っていた。免許のない者がやってもいいのか。(60代・男性)
【事例3】お試しのハワイアンオイルマッサージがよかったので全身マッサージに行った。背中などをぐりぐりと痛いくらいマッサージされた。数日後首や頭のまわりが痛くなったので病院に行ったところ、頸椎捻挫と診断された。
治療費などをマッサージ店に知らせて対応を求めたところ、「マッサージとの因果関係がはっきりしないので支払えない」との通知が来た。痛みが続いているにもかかわらず何もしてくれないのは納得できない。(50代・女性)
国民生活センターホームぺージより
お話を聞いたのは……アスリートゴリラ鍼灸接骨院 高林孝光院長
鍼灸師・柔道整復師として延べ10万人以上を施術。有名アスリートや著名人の治療実績も豊富。テレビ番組などメディア出演多数。『ひざ痛がウソのように消える! 1日40秒×2 ひざのお皿エクササイズ』(CCCメディアハウス)ほか著書多数。
鍼灸師・柔道整復師として延べ10万人以上を施術。有名アスリートや著名人の治療実績も豊富。テレビ番組などメディア出演多数。『ひざ痛がウソのように消える! 1日40秒×2 ひざのお皿エクササイズ』(CCCメディアハウス)ほか著書多数。
《取材・文/ガンガーラ田津美》