「赤坂御用地の外周は約3・3キロメートル。その中にあるお住まいを行き来するのは容易でしょう。右半身に痛みのある美智子さまですが、今後は秋篠宮家と行事の折にお会いしたり、互いにふらりとお住まいを訪問されたりも。4月から筑波大学附属高校に入学される悠仁さまを気にかけられることもあるでしょう」(渡邉さん)
“筑附”の通称を持つ同校は、美智子さまの父・正田英三郎氏と弟・修氏の出身校としても知られる。
紀子さまに「東大へのこだわりはない」
「お茶の水女子大学附属中学校に通われた悠仁さまは、お茶大と筑波大の間で結ばれた『提携校進学制度』を利用されました。中学での成績と、筑附の一般入試と同日に行われた『学力検査』が考慮されて、入学が決まったといいます」(皇室ジャーナリスト)
悠仁さまの受験問題が世間に波紋を広げたことは、記憶に新しい。
「提携校進学制度は当初、5年間限定だったことなどから“悠仁さまのために作られたのでは”とも報じられてきました。筑波大の学長は否定していましたが、制度の詳細や経緯に関する説明が少ないことから、納得できない国民は少なからずいます」(同・前)
同校が皇室を受け入れるのは初。皇位継承者が学習院以外の高校へ通うのも初。手探り状態でのご進学となる。
「皇族に対する警備体制が整っており、同級生や保護者からの理解も得られやすい学習院ではなく、あえて筑附を選ばれたのは、“悠仁さまを東大へ進学させたい”という、紀子さまのご意向ともささやかれてきました。偏差値70を超える筑附では、今年も30人以上の東大合格者を出しています」(同・前)
史上初となる“東大出身の天皇”誕生に向けての布石が打たれたという“噂”に対し、事情を知る秋篠宮家関係者は首を横に振る。
「実は、紀子さまに“東大へのこだわり”はないのです。今回の筑附進学も、あくまでも悠仁さまのご意思です。この先、悠仁さまが東大を目指されるのであれ、別の大学への進学を希望されるのであれ、その選択を尊重されるでしょう」
秋篠宮家の“自由教育”は広く知られている。