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「ビールは太るが、ウイスキーは太らない。それは真実ではありません。お酒の糖質量はそれぞれですが、太る原因はズバリ“おつまみ”なのです」
健康おつまみはお酒によって違う
そう指摘するのは、日本内科学会認定総合内科専門医で、秋津医院院長の秋津壽男先生だ。秋津先生は、医学部に入る前に大学の醗酵工学科でお酒の醸造を学び、ソムリエ資格も持っている正真正銘のお酒好き。
「おつまみにフライドポテトや唐揚げばかり食べていれば太りますし、脂質のとりすぎになります。また、今はコロナ禍の影響で買い物を減らすよう、冷凍餃子や缶つまなど保存の効く食品を買う傾向が増えているかもしれません。それらは手軽でおつまみにピッタリですが、塩分の強いものが多いので注意が必要です。カット野菜でもいいので、生野菜を追加するようにしましょう」(秋津先生、以下同)
また、お酒の種類に合わせておつまみを選ぶのも大事だという。例えば、ビールのおつまみには餃子が最適。というのも、豚肉に含まれる栄養素が悪酔いを防止してくれるのだ。
もちろん、ワインに餃子を合わせても構わないが、せっかくならおいしさ倍増の組み合わせがおすすめだ。ぜひ、お酒に合わせたおつまみで、今夜の晩酌を楽しもう。