新習慣「長生きうがい」3ステップ
1. 水を噛む
大さじ2杯(30ml)程度の水を口に含み、唇を閉じて、せんべいをかじるイメージで水を5回カチカチと噛む。
2. 頬を片側ずつ交互に膨らませる
右頬を大きく膨らませて、水を右側に移動させる。左頬を大きく膨らませて、水を左側に素早く移動。
《POINT》左右の頬の筋肉を意識するのがポイント
3. 両頬を膨らませたり、すぼめたりする
口を大きく膨らませて、口の前側に水を移動させる。口をすぼめて、水を後ろ側(喉側)に移動させる。
《POINT》頬と唇の筋肉を意識!
〜水を吐き出してフィニッシュ〜
喉トレもプラスで効果アップ
(1)まで同じ。水を5回噛んだら口を閉じたまま軽く上を向き、喉に水をためる。口を少し開けて、喉を震わせながらガラガラと音を立てて10秒間うがいをする。
60〜70代の人は頸椎を痛める可能性があるため、上を向きすぎないように注意。
教えてくれたのは……平野浩彦先生●東京都健康長寿医療センター歯科口腔外科部長・研究所研究部長。医学博士、歯科医師で、高齢者歯科分野のスペシャリスト。著書に『のどを鍛える長生きうがい』(文響社)。