目次
Page 1
ー フードデリバリーで絶対的人気! ー テリヤキ部門
Page 2
ー マルゲリータ部門
Page 3
ー ビーフ部門
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ー エビ部門
Page 5
ー チーズ部門
Page 6
ー 一緒に注文したデザートはコレ! ー 余ったピザを次の日おいしく食べるには?

 

 コロナ禍でフードデリバリーの需要が増加したが、ある調査によると一番利用されたのはデリバリーのパイオニアである宅配ピザだった。

 日本でピザの宅配サービスが始まったのは約40年前。それ以来デリバリーピザの会社も増えたが、今回は大手3社のピザを食べ比べる。

フードデリバリーで絶対的人気!

 人気ピザ各5種類を実食し、それぞれ10点満点で評価してくれるのは「子どものころ、宅配ピザはご褒美的な憧れの食べ物でした」という山本尚徳さん。

 材料から生地の手のばしにまでこだわったセブン-イレブンの冷凍ピザ「金のマルゲリータ」の監修でも知られるピザ職人だ。フードプロデューサーの石川範子さんは「宅配ピザはママ友会など、人が集まるときにも便利ですよね」と話す。

 3社のうちドミノピザとピザハットは、ピザが国民食ともいわれるアメリカの企業、ピザーラは日本の企業で、味にその違いは出るのかは気になるところ。各部門で一番オススメのピザはこれだ!

食のプロがガチ検証 宅配ピザ5番勝負!(撮影/齋藤周造)
食のプロがガチ検証 宅配ピザ5番勝負!(撮影/齋藤周造)

テリヤキ部門

 甘辛味のテリヤキチキンが具材の主役。 食べごたえのあるハンドトスの生地とテリヤキやマヨソースの味のバランスが勝敗のカギ。

〈第3位〉炭火焼チキテリ/ドミノピザ 3419円

 生地とチキン、どっちも重たい。

〈第3位〉炭火焼チキテリ/ドミノピザ 3419円(撮影/齋藤周造)
〈第3位〉炭火焼チキテリ/ドミノピザ 3419円(撮影/齋藤周造)

「マヨソースの味とテリヤキチキンの甘みが強く、厚みのあるハンドトスと合わせるとかなりヘビー。トマトソース、ほうれん草、コーンの印象は薄い」

〈第2位〉直火焼テリマヨチキン/ピザハット 2980円

 具材のシンプルさがイイ!

〈第2位〉直火焼テリマヨチキン/ピザハット 2980円(撮影/齋藤周造)
〈第2位〉直火焼テリマヨチキン/ピザハット 2980円(撮影/齋藤周造)

「具材はチキンとコーンだけで、シンプルさが好印象。子ども層を意識しているためか、直火焼テリヤキチキンは甘みが強く、大人の好みは分かれそう」

〈第1位〉テリヤキチキン/ピザーラ 2480円

 バツグンのバランスで圧勝!5部門全体でも1位の高評価。

〈第1位〉テリヤキチキン/ピザーラ 2480円(撮影/齋藤周造)
〈第1位〉テリヤキチキン/ピザーラ 2480円(撮影/齋藤周造)

「生地はハンドトスでも重すぎず、テリヤキチキンの甘み、マヨソースの味、マッシュルームやコーンなど具材の存在感もちょうどよく、別添えののりまで含めて全体の調和がとれている。日本人に合う軽いテイストなので、さらっと食べられて次のピースに手が伸びる」(山本さん&石川さん、以下同)

チキンの扱いは三者三様

 3社のチキンを比べてみると、ピザーラは程よい厚さで味も絶妙。2位のピザハットは他社と比べて小さめ。ドミノピザは薄めのスライスながら甘さが強め。

チキンの扱いは三者三様(撮影/齋藤周造)
チキンの扱いは三者三様(撮影/齋藤周造)