サビと焦げを減らして老化現象にブレーキ
サラダ生活1:身体の内側からアンチエイジング!疲れない、血糖値を上げない秘訣はパワーサラダにあり
「若さを維持するには、身体のあちこちを傷つけて老化させる“酸化”と“糖化”から身を守ること。それには、抗酸化力の高い野菜を摂取して、AGE(終末糖化産物)が多い食品を避けるのが効果的です。
野菜には長寿をもたらす成分がたくさん含まれていることがわかっていますから、そこにタンパク質を加えたサラダを毎日食べています」
と、教えてくれたのは70歳を超えても肌ツヤのいい牧田先生。AGEは血管や骨の老化を加速させ、アルツハイマー病との関わりもあるという。
「野菜のファイトケミカル(苦み、渋み、色素)が活性酸素(サビ)を抑えるので、さまざまな野菜からとるようにしています。それに卵や魚をプラスして、肉には酢やレモンをかけます」
昼は生野菜でビタミンを、夜は温野菜でカサを減らして量を重視。サラダファーストで食べすぎや血糖値が急激に上がるのを防いでいる。
「糖をとりすぎないようにすると疲れにくくなります。代謝が低下する中年以降は、ごはんの量を見直して野菜を増やすべき。内臓の若さは、見た目や気力にも直結します」
紫キャベツのパワーサラダ
カラフル野菜&鶏むね肉で身体のサビ止め
材料と作り方(2人分)
(1)鶏むね肉1/2枚は耐熱皿にのせてA[酒小さじ2、塩小さじ1/4、こしょう少々]をからめ、ふんわりラップをして電子レンジで1分半加熱し、裏返して1〜2分加熱する。粗熱が取れたらそぎ切りにする。
(2)紫キャベツ150g、玉ねぎ1/4個、黄パプリカ1/4個、グリーンカール2枚、ゆで卵1個をお好みの大きさに切り、皿に(1)と盛りつけ、B[オリーブ油大さじ2、酢・粒マスタード各大さじ1と1/3、塩小さじ1/2、こしょう・にんにくすりおろし各少々]を混ぜ合わせてかける。