
肺に転移した病巣を摘出した開胸手術の痛々しい傷痕。骨や神経の一部も切断したため、術後は横になって眠ることもできないくらい痛みがひどかったという

善本考香さん●よしもと・としか。1971年、山口県生まれ。2011年に子宮頸がんが見つかり、その後、再発転移を繰り返す。現在、最後の治療から10年たつも再発なし。共著に『このまま死んでる場合じゃない!』(講談社)。

善本考香さん

抗がん剤の副作用で脱毛が進んだ善本さん。しばらくはウィッグをつけて生活していた

5度のがん再発を経験するも、現在は10年間再発していないという善本考香さん