「美智子さまが婚約される少し前に、私を含めた同級生の仲よし数人が呼ばれてお茶をいただきました。そのときに"皇太子さま(現在の陛下)から結婚を申し込まれている"という話を聞きました」
と60年近く前に、美智子さまから陛下とのご結婚について相談を受けた思い出を語ってくれたのはCさん。
「美智子さまとは、今でもたまにお電話で話すこともありますが、お元気そうですよ。
天皇陛下の生前退位については、おふたりはとてもハードな仕事をされているので、それによってお仕事が減るなら、それはいいことだと思います」(Cさん)
一方、中・高時代に料理教室で美智子さまと一緒に、鯛をおろしたことが思い出のDさんは、複雑な胸中を明かす。
「雅子さまは、最近はお元気になられたけど、やっぱり美智子さまのようにはなれないような気がします。
公の場への欠席が続いていましたが、美智子さまはずっとそれをされていました。
そういう意味では、生前退位がいいのか悪いのかはわからないですよね」
最近、長女の愛子さまを連れてのお出ましが増えている皇太子妃雅子さまだが、10年以上の静養が続くので、"次の皇后"としては心配だということなのだろう。
「両陛下にはゆっくりしていただきたい」という国民の声が多いなか、注目される陛下ご自身の「お気持ち」─。
発表後、8月下旬ごろからご静養に入るが、今年は期間が延長される予定だという。おふたりで寄り添いながら、労をねぎらわれることになる。