――人を好きになると、どうなると思います?
赤澤 あんまり好きにならないもんね。
染谷 うん。恋愛がマジで僕なくて(笑)、必要としてなくて。何かが欠けてるのかもしれない(笑)。付き合うとかが、なんか面倒くさいと思っちゃうんですよね。だったら仕事に重きを置きたいなって思うので。
――惹(ひ)かれる女性ってどんなタイプですか?
赤澤 僕は面倒見てくれる人がいいですね。やっぱり自分からご飯に誘えなかったり、どっか行こうとかも自分発信がないから、そういうのをリードしてくれる女性がいいのかな~とは思いますね。
――染谷さんは?
赤澤 木の上で本を読んでいるような、漫画に出てきそうな子。
染谷 はい(笑)。木の下でもいいです。木の上にはなかなかいないんで(笑)。
――それってどういう雰囲気の人なんでしょう?
赤澤 だから、妖精さんですよね。
染谷 違う違う違う(笑)。そこまでファンタジーじゃなくて、何かこう、ちょっと不思議で芯がある感じ(笑)。木の上まで登る意志みたいなのを感じるじゃないですか。そういう不思議な意志のある子が好きです。
赤澤 要約すると、自分と同じくらい変わってる人がいいってことです(笑)。
染谷 アハハハハ!
――分かり合っている二人ですか、どういうところが一番似てますか?
赤澤 嫌なことがあったとしても、それを頑張って耐えるところとか(笑)。
染谷 ハハハ。そうですね、なんか価値観がかなり似てる。
赤澤 何が許せなくて、どういうことが笑って許せるのかっていうラインが、たぶん似てるんですよね。
染谷 うん。たぶん僕たち根が熱いんです。仕事とかで、やれることをしっかりやらないのとかは嫌なんですよ、二人とも。
赤澤 お仕事に対してが一番そうですけど、プライベートでも。
――あんまり熱く怒らなそうに見えますけど。
赤澤 いや、内心は怒ってますよ(笑)。
染谷 その場では怒らなくて、ふたりで後で会ったときに「あそここうだよね」って言い合える仲というか。
――他にも共通点ありそうですね?
赤澤 入りやすくて、いつも空いてて、二人でよく行くしゃぶしゃぶ屋さんがあるんですけど。
染谷 しゃぶしゃぶね(笑)。
赤澤 いろんなお店があるのに、今日何食べようかってなっても結局二人とも特に意見がないから、しゃぶしゃぶでいいかって(笑)。
染谷 だから、そのしゃぶしゃぶ屋に何十回行ったかわかんないよね(笑)。
赤澤 目的はご飯を食べつつゆっくり話すことだから。最適なんですよね。その店のしゃぶしゃぶがすっごいおいしいわけでもないし、別に有名でもないけど。
染谷 そういう感覚も似てるね。
――一緒にいてかわいいな~って思うところは?
赤澤 自転車持ってるんですよ、染ちゃん。速い自転車。何て言うのあれ?
染谷 ロードバイク。
赤澤 そうロードバイク。それをちゃんと使って遠出したりしてるところは、なんかかわいいな~と思います。
染谷 ええ? そこ??
赤澤 うん。僕のイメージとしては、人にあらずというか、なんかちょっと人間離れしてるところがあるから、そういう普通の趣味をやって喜んでいるのは、かわいいな~って思いますね。
染谷 へえ~そうなんだ(笑)。