太るけど食べたい!魅惑の「夜中のラーメン」

 飲み会の後や残業終わりなど、夜中に無性に食べたくなる食べ物といえば、そう、ラーメンです。しかし、夜中にラーメンを食べると太りやすいと、よくいわれていますね。それもそのはず、ラーメンには、太る元になる栄養素がたくさん含まれているのです。

 たとえば、麺は炭水化物ですし、チャーシュー・スープには油がたっぷり。そんな食べ物を、飲み会の後や残業終わりなど、「後は帰って寝るだけ」などというときに食べるとどうなるでしょう。炭水化物や油などの太る元となる栄養素が、ほとんどエネルギーに変換されないまま体に残ってしまい、蓄積されて脂肪になってしまうのです。

 夜中のラーメンが太りやすい理由については、おわかりいただけたと思います。しかし、夜中のラーメンのおいしさは格別。「やめたほうがいい」とわかっていても、ついつい食べてしまいますね。翌日、後悔することもあるものの、「やっぱり食べたい」という人が多いのではないでしょうか。

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1週間単位でエネルギーを調整しよう

 おいしくて魅力的な「夜中のラーメン」。きっぱりやめてしまうのも手ですが、そこまで神経質になる必要はありません。たまに食べ過ぎてしまって、1日の摂取カロリーが必要カロリーを上回ってしまっても、翌日以降の食事で摂取エネルギーを調整すればよいのです。

 毎日、「1日単位」で摂取エネルギーを調整しようとすると、ストレスが溜まってしまいます。これでは長続きしませんよね。実は、摂取エネルギーの調整は、「1週間単位」で行えば問題なし。食べ過ぎてしまった日があっても、その分がすぐに体脂肪になるわけではないからです。