「今年に入ってから美智子さまと電話でお話ししたところ、声のトーンが普段よりも低いように感じられました。やはり、ご体調がまだ悪いようなご様子だったので、少し心配ですね……」
そう話すのは、美智子さまの知人女性。
2月中旬から風邪の症状があった上皇さまだが、現在は回復されてお元気だという。しかし、一方の上皇后さまは昨年から崩しているご体調が全快されていないそう。
「昨春以降から続いている体重の減少がまだ止まらないことに加え、心臓への負荷を測る検査項目で、心不全の診断指標である『BNP値』が高い状態が続いておられます。
昨秋には血の混じる嘔吐が数回ありましたが、天皇ご一家とお住まいを入れ替えるため、日程ぎりぎりまでお引っ越しの準備作業を朝から晩まで行われています。
お代替わり後に受けられた、白内障や乳がんの手術で予定が多少遅れたこともあり、お休みなく作業されているので、周囲は“お身体に障らないか”と心配しているのです」(宮内庁関係者)
前回のお引っ越しでのお荷物が、2tトラック約100台分。今回は、平成の在位中に所有物が増えているので膨大な量の荷物を運ぶことになる。
そして、いよいよ作業も終わった3月19日から『高輪皇族邸』に、おふたりの荷物が運び込まれる予定。運搬作業が終わる3月31日までの約2週間、上皇ご夫妻は静養を兼ねて“2か所”に滞在されるご予定だが……。